自分の居場所って思いがけないところかも
私の子供は中学生の時、クラスに馴染めなくなっていました。
1人の子に目をつけられ、からかわれたりしていたようです。うちの子は大人しくて相手の子は目立つタイプ。完全に正反対の2人でした。
相手の子からすれば壁を作っているようにみえるうちの子を何とかしたかったのでしょう。しかしうちの子はマイペースで、無理に友達にあわせるくらいなら1人でも平気という「おひとりさま」みたいな子でした。
ある日、その子から「消えてほしい」みたいなことを言われたと言って泣きながら帰ってきて「もう学校に行きたくない。」と言いだしました。
ついにきた・・・・・こんな日を心の片隅で想定していたけど、いざ本当になると動揺しました。でも、言われた時に何て答えるかは決めていました。
「うん、わかった。もう行かなくていいよ。でも、自分のためにも家では勉強は続けて。」
翌日、先生に電話をして「行きたくないと言っていますのでしばらく休みます」と言いました。この「しばらく」がポイントでいかに深刻かとうことを強調させました。
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夕方先生が家にやってくるまで、私はネットでフリースクールなどを探したり、学校の対応によっては転校させようといろいろ調べました。
幸い子供がしっかり話してくれたので、そのまま先生に伝えると先生は相手の子と話しをして下さいました。お互い誤解があったようで、お互いが自分のことを「消えてほしい」と思ってると勘違いしていた・・らしいです。なんだそれ?
結局、2日程休んで登校しましたが、班行動はするものの基本おひとりさまでした。
このまま、友達がろくにいないままでいいのか?と友達と楽しく学生時代を送った私には理解ができず責めたこともありましたが「自分にあった友達ができるまでそれでいい」の一点張りでした。
そんな状態で一応高校へは進学しましたが、うちの子はどうなったかというと、
高校生活、大満喫されていました。
とても居心地がいいらしく、ちゃんと友達もできていました。
自分にあう居場所ってあるんだなあ、自分が自分でいられるところにいると輝けるんだなーと思いました。
私もそんな自分が輝ける仕事をしたいもんだわと夫に話したら、
「お母さん、何やかんやゆーて楽しそうに仕事行ってるでー。」と言われました。
・・・。うそやん。何かショックやな・・・。
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