SORROW 嘆き ~OSHO禅タロット 雲の9~
嘆き悲しむ人。
仏陀の弟子の1人である「阿難(あなん)」という人が描かれていると言われています。
悲しみのために周りは雲に覆われていて、雲の向こうにある美しい夜空に気づいていません。
仏陀が亡くなった時彼はずっと仏陀のそばにいて泣いていたそうです。
それは仏陀が亡くなって悲しんでいるのではなく、ずっとそばにいたのに自分は何も悟りを得ていないと自分が悲しくて泣いているのでした。
阿難は一晩中泣き続けたあと、光明を得たといわれています。
このカードは自分が何か昇華できていない悲しみがあることを伝えています。
このままにしておくのはよくないようです。
ずっと抱えていた悲しみはありませんか?その悲しみに向き合い、
泣きたければ思い切り泣いて泣いて・・・
あ、そういえば工藤静香さんの歌に
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♬一晩中泣いて 泣いて 泣いて 気が付いたの~ (慟哭)
というのがありましたね。これです。
悲しみから何かに気が付いた時、とらわれていたものから解放され新しい世界に行く時期がやってくるのでしょう。
悲しみは自分を痛めつけるものではなく気づきや変容を起こすきっかけになるんですね。
泣きたい時、悲しい時、我慢せずに自分の感情を思いっきり出してあげましょう。
私にこのカードが出る時は大体グチグチ言ってる時や不満タラタラ(子供が全然言うこと聞いてくれへんー💦)、全然上手くいかない、オロロ~ン💦の何かそのまんまの状態ですね(笑)
ご覧いただきありがとうございます。